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同名半盲に対する多ペリスコープ型およびフレネル周辺プリズム眼鏡のランダム化クロスオーバー臨床試験

Optometry and vision science : official publication of the American Academy of Optometry2026-06-12PubMed
総合: 78.0革新性: 7インパクト: 0厳密性: 0引用可能性: 0

概要

単盲検・多施設ランダム化クロスオーバー試験では、4週間の自宅使用後、MPPとFPPはいずれも盲側の対人衝突検出を改善し、優越性の差は認められませんでした。装用選好はFPPが整容性、MPPが像の明瞭度・視野拡大で優位であり、両者とも歩行時の自覚的困難を軽減しました。

主要発見

  • 4週間の自宅使用後、少なくとも一方のプリズムで63%(24/38)が盲側検出を改善。
  • 40°(31%対26%、p=0.75)および20°(37%対42%、p=0.75)の入射角でMPPとFPPの改善割合に有意差なし。
  • 両期間完了の32例での選好はFPP 59%(整容性)、MPP 41%(像の明瞭度・視野拡大)。
  • 両プリズムは困難場面での歩行時自覚的困難を有意に軽減(p<0.01)。

臨床的意義

両タイプのプリズムを選択肢とし、FPPは整容性、MPPは像の明瞭度と視野拡大で優位になり得ることを説明すべきです。機器選択は患者の優先度(移動性か外観か)に合わせ、実生活での試用を推奨します。

なぜ重要か

同名半盲の移動支援で広く用いられる2種のプリズムに対し、登録済みランダム化試験でエビデンスを提示し、整容性を含む患者中心のアウトカムを統合しました。MPPの可能性を示し、FPPの根拠を補強します。

限界

  • 症例数が比較的少なく、両期間完了は32例
  • 各機器の使用は4週間と短期で、長期の有効性・安全性は未評価

今後の方向性

実臨床アウトカム(転倒、移動自立度)、トレーニング効果、運転・ナビゲーションシミュレータを含む長期間の実践的RCTが望まれます。

研究情報

研究タイプ
ランダム化比較試験
研究領域
治療
エビデンスレベル
I - 登録済み・多施設・単盲検のランダム化クロスオーバー臨床試験
研究デザイン
OTHER