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小児における疫学、人工呼吸管理、および臨床転帰(PRoVENT-PED):10年にわたる研究者主導の国際多施設前向きコホート研究の初期結果

The Lancet. Respiratory medicine2026-05-06PubMed
総合: 77.0厳密性: 8革新性: 7ジャーナル: 8臨床: 8

概要

34カ国83施設で侵襲的人工呼吸を受けた小児1427例の前向き国際コホートでは、PARDSが11%に認められ、就学前児で最も多かった。全体の28日ICU死亡率は14%で、PARDSでは27%と非PARDSの12%より高く、人工呼吸管理は年齢およびPARDSの有無で異なり、年少とPARDSでは高い気道圧への曝露が多かった。

主要発見

  • 34カ国83施設で1427例を登録した前向きコホート。
  • PARDSは164例(11%)で、就学前児に多かった。
  • 28日ICU死亡率は全体で14%、新生児で最も低く(3%)、PARDSで非PARDSより高かった(27%対12%)。
  • 人工呼吸実践は年齢とPARDSの有無で異なり、年少およびPARDSでは高気道圧への曝露が多かった。
  • ClinicalTrials.govに登録(NCT06220825)。

臨床的意義

小児では年齢に応じた人工呼吸戦略の最適化、PARDSでは気道圧曝露への注意が示唆される。死亡率の基準値は品質改善や介入試験設計の参照点となる。

なぜ重要か

登録済みの大規模前向きコホートとして、小児人工呼吸における年齢別実臨床と転帰を世界規模で可視化し、PARDSに関連する死亡率差を定量化することでエビデンスギャップを補完する。

限界

  • 観察研究であり因果推論が制限され、残余交絡の可能性がある
  • 特定の人工呼吸変数と転帰の関連に関する詳細は抄録で完結に示されていない

今後の方向性

介入試験で年齢別の人工呼吸目標(例:気道圧閾値)を検証し、28日以降の長期転帰を評価する。

研究情報

研究タイプ
コホート研究
研究領域
予後
エビデンスレベル
III - 無作為化を伴わない前向き多施設観察コホート研究
研究デザイン
OTHER