急性呼吸窮迫症候群研究週次分析
今週のARDS関連文献は大きく3方向で重要な進展を示しました。①USP4–IQGAP1軸の同定とVialinin Aという創薬可能なリードが、肺炎に続発するARDSでの好中球挙動を修飾し得る点、②PEEPを組み込んだPaO2/FiO2(PFP)比による予後判別能の改善とARDS重症度の再分類、ならびに簡易化された炎症性フェノタイピングによる臨床実装性の向上、③無作為化試験を統合したエビデンスで示された低用量コルチコステロイドの重症市中肺炎における短期死亡率低下と投与期間の示唆、がそれぞれ臨床・研究面での前進をもたらしています。